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ETF(上場投信)とは
ETF(上場投信)とは Exchange Traded Fund の略で正式名称を「株価指数連動型上場投資信託」と言います。
価格が株価指数(TOPIXや日経平均など)、商品価格、商品指数などに連動するように設計されている投資信託です。
アメリカなどの海外ではetfは一般的な投資としてすでに浸透しています。
日本においては証券取引所で取引可能な投資信託というふれこみで2001年に初めて登場しました。
この場合、株などと違い配当などの利回り益はありませんので値上がりすることで利益を出します。
指数連動型上場投資信託と呼ぶ場合もあります。
インデックスファンドと呼ばれる投資信託がありますが、TOPIXや日経平均などの株価指数に連動するように作られた投資信託で、これはだいぶ前から存在していました。
最近では、金や白金のetfも登場してきました。
そのような、株価指数に連動して値動きするファンド自体を一般の株の銘柄と同様に株式市場で売買できるというものです。
株式投資をする場合には単一の銘柄を購入するわけですから、当該会社の営業成績次第で株価に影響が出てくるということになり、リスクヘッジという観点から見ると賢い投資方法とは言えないのではないでしょうか。
ところが、このETFの場合ですと、TOPIXや日経平均に連動していますので、東証一部の全銘柄(約1600社)に対して投資していることになりますから、自然にリスクヘッジが行われている状態になります。
ETFを購入した投資家に対して受益証券を発行します。
株式と同様に4桁の証券コードがあり、東京証券取引所において指値や成行も含めた売買が可能となっています。
ETFはTOPIXや日経平均といった株価指数などに連動するよう運用されますから、マスコミ報道や新聞などの媒体を介して値動きや損益の把握が比較的に容易であると言われています。
また、投資資金も10万円前後の銘柄も多く、他の投資と比較しても安心感のある分散型投資となっていることと、従来の投資信託よりも信託報酬と言われる保有コストも安価に設定されているようなので長期的な投資に適している金融商品だといわれています。