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投資信託の手数料
投資信託の手数料に関して調べてみました。
投資信託の手数料には2つの種類があります。
それは申し込み手数料と信託報酬です。
申し込み手数料を詳しく見てみるとそれは投資信託を買う時に払う購入手数料と言い換えることが出来ます。
購入手数料は商品の正しい情報を提供してもらったり購入にあたっての説明、さらには保有期間中におけるいろいろな対処法などのアドバイスを受けるために存在します。
つまり投資価値と実務的な情報に対する価格だとも言えます。
ですからこれらの情報が不要であるならば手数料の安い販売窓口を見つければ良いだけの話です。
この手数料の料率に関しても一般的である2.10~3.15%からインデックスファンドの1.05%と幅があります。
さらにはノーロードファンドと言われている手数料がかからない投資信託もあります。
次に信託報酬ですがこれは運用に対するお礼と考えてください。
お礼を受け取る人には投資信託運用会社や信託銀行、販売会社があります。
投資信託運用会社には運用の主人公としてそのパフォーマンスを決定する人ということでお礼をします。
次に販売会社に対しては運用に関しての報告書、さらには資産異動についての情報を教えてくれる人ということ。
そして信託銀行には資産を大切に保管してもらい、さらに投資信託運用会社の指示において売り買いを行ってもらうためです。
このようなことからもわかるように投資家から発生する信託報酬を投資信託運用会社、信託銀行、販売会社の3つの会社で分けあるような仕組みで投資信託が成り立っているのです。
また投資信託を売る場合に引かれる信託財産留保額というものもあります。
これは投資信託を途中で換金する場合に取られる費用だと考えてください。
もっとわかりやすく説明するならば解約手数料と言い換えることも出来ます。
いずれにせよ投資信託にはリターンやリスク、コストなどが複雑に絡み合ってくることを十分に理解しなければなりません。