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CFDのオーバーナイト金利とは
FXではおなじみのスワップ金利。
このFXで言うところのスワップ金利と同様の仕組みがCFDにもあり、オーバーナイト金利と呼ばれています。
オーバーナイト金利は、CFDで取引できる対象銘柄全てに関わっているわけではありません。
株式CFDと株価指数CFD、業種別CFDを取引した場合で、日にちをまたいでポジションを保有した場合に発生します。
ここで注意して欲しいことは、オーバーナイト金利とスワップ金利では、仕組みは同じでも結果が違ってくることです。
FXの場合には、例えば、豪ドル/円を買う場合、借り入れた日本円の利息を払う一方、豪ドルの利息をもらえることになります。
オーストラリアは日本よりも高金利なので、豪ドル/円を買うと利息がもらえるのです。
対するCFDでは、オーストラリアの個別株を買う場合、日本円で海外株を買うことが出来ないため、豪ドルを借りて株式を購入することになります。
このことにより、買いポジションであるにも関わらず、金利の支払い義務が生じるのです。
また、FXでは金利の高い通貨を空売りし、その売りポジションを翌日まで持ち越すことによりスワップポイントの支払い義務が生じますが、CFDの場合は売りポジションを持ち越すことにより常にオーバーナイト金利を受け取ることが出来るようになっています。
CFD取引では売りから入る事も可能ですので、こういったことも念頭に置いて取引を行うと良いでしょう。
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