このサイトでは、投資全般に関する基礎知識を紹介しております。
CFDとFXの違い
FXを既に経験している人だったら、CFDとFXが実はとても似ている事に気付いているはずですよね。
そう、FXはCFDの一部なのです。
その為に、差金決済取引である事や、レバレッジが有効となる証拠金取引である事、買い・売り、どちらからでも取引を開始出来る点など、似ている箇所が多くあるのも当然です。
一般的には、外国為替を扱う差金決済取引をFXと呼び、それ以外の株式や株価指数などを扱う差金決済取引をCFDと呼んでいます。
取引方法や注文の手法、ロスカットルールなどの取引の仕組みも、FXとCFDはほぼ同じと言えます。
それなのに何故、CFDに比べてFXの方がよりメジャーになってしまったのでしょう。
それは、CFDの取り扱っている商品の種類の多さによるものです。
FXは外国為替を扱う非常にわかりやすい取引ですが、CFDの場合には株式を始め、日経平均や先物などFXと比べて選択出来る取引商品が格段に多くなります。
自分で情報収集する力も必要となってくるでしょう。
この事がCFDがFXほどメジャーにならなかった原因の一つとなっています。
CFDもFXのように手軽に始められると思っている人は、ちょっと注意が必要かもしれませんね。
また、金利の支払いや受け取り方も、FXのスワップポイントとは異なりますので気をつけて下さい。
CFDは、自分で取引商品の情報を収集し、その情報に翻弄される事なく取引が出来るような人に向いている商品と言えるのではないでしょうか。
不動産投資 不動産投資の種類
一口に、「不動産投資」と言っても、いくつかの種類があることをあなたは御存知でしたでしょうか?利益などの収入も種類によって異なりますので、不動産投資を始める場合には、きちんと把握しておく必要がありますね。
まず、一般的に不動産投資だと言われている「現物不動産投資」。
実際に、アパートやマンションなどを購入し、そのオーナーとして賃貸料金収入を得ることや不動産そのものの値上がりで利益を得ることが目的です。
最近では、賃貸料金収入を目的とする投資が主流で、長期的に安定した収入を得ることも可能となります。
次に、「小口化不動産投資」。
簡単に説明すると、共同の投資家を意味します。
不動産への投資額を小額にすることで、複数の投資家が共有持分権を保有することが出来る投資方法です。
一般的には、個人では投資が難しい億単位となるような高額な物件への投資が可能となるメリットがあります。
投資家は、不動産の収益から投資した金額に応じた分配を受けることになります。
最後に、「不動産投資信託」。
J-REITとも呼ばれていて、不動産投資を行うための特別な投資法人です。
複数の投資家から集めた資金を各ファンドがオフィスビルや商業施設などに投資し、その不動産から得られた利益を投資家に配当することを目的としています。
決まりとして、資産の75%以上を不動産で保有し、利益の90%以上を配当しなければいけないというルールが課せられています。
そのため、株式の配当と比較すると、高めの分配金を得ることが出来ます。
不動産投資 不動産投資のメリット
最近、株式投資や海外投資、FX投資といった資産運用に加えて、不動産投資を行う人も増えてきました。
バブル全盛期には、不動産を購入金額以上で売却して売却差益を得る短期的な視点の不動産投資が流行していました。
ですが、近年では、購入した不動産を人に貸すことで得られる賃料収入を目的とする中・長期的な不動産投資が主流になっているようです。
不動産投資のメリットとしては、入居率がある程度確保出来れば、数年単位で安定した収入が見込めることです。
入居者がいる限り、収益の見込みは安定的だと言えるでしょう。
また、もしも、今後、日本経済が成長して再び地価が上昇するようなことがあれば、そのタイミングで物件を売却することにより、場合によっては売却益が得られる可能性もあります。
資金調達をする場合でも、投資する不動産、及び、そこから得られる収益を担保にお金を借りることも可能です。
不動産投資は、節税対策にも有効となり得ます。
不動産投資における家賃収入は不動産所得となるため、給与所得等とは別に申告します。
この際に、必要経費として建物の減価償却費やローン金利、また、管理費や固定資産税などが認められるため、この必要経費が家賃収入より大きければ、赤字部分は損益通算として給与所得から差し引くことが出来るのです。
これにより、所得税や住民税の金額が低くなりますから、高額所得者にとっては節税対策となるわけです。