このサイトでは、投資全般に関する基礎知識を紹介しております。
住信-STAMグローバル債券インデックス・オープン
STAMグローバル債券インデックス・オープンとは、「シティグループ世界国債インデックス」と連動する投資成果を目標として運用される投資信託です。
主な投資先はマザーファンド受益証券。
「シティグループ世界国債インデックス」は日本・円ベースを除いた世界各国を対象とした投資になるので、日本経済のローカルな影響を受けない投資信託となります。
実際の投資先は「マザーファンド受益証券」となっています。
気になる手数料ですが、購入時や解約時には料金がかかりません。
申し込みの手数料もありません。
金銭負担が発生するのは、保有期間の「信託報酬」・換金時の「信託財産留保金」です。
具体的には、関節手数料が年率0.6720%(税抜0.64%)。
換金時の直接費用が0.05%などとなっています。
ただし、オプションを利用すればオプションの費用が発生しますし、ほかに、税金や会計監査費用などもかかります。
「住信-STAMグローバル債券インデックス・オープン」は、有価証券等に投資してその差益を分配するものです。
投資信託全般にいえることですが、元本や利回りが保証されるわけではありません。
基準価額の下落によっては、投資元本を割り込むこともあります。
主なリスクとしては、価格変動・金利変動・為替・カントリー・信用・それに、シティグループ世界国債インデックスの変動などが考えられます。
これから投資信託を行う人には、「投資は貯金とは違う」ということを十分に肝に命じておいてください。
投資信託の利点は関係会社が倒産しても、影響がないということ。
インデックス型は通貨を分散しているので、為替の影響も最小に抑えられます。
株を単体で買ったりするよりも、安全ということですね。
さて、「住信-STAMグローバル債券インデックス・オープン」には兄弟分がありまして、さらに、それらをまとめた親分の投資信託があります。
「住信-STAM グローバルREITインデックス・オープン」というのがそれです。
この「投資信託」の面白いところは、購入と同時に6つのインデックスファンドが設定されるところです。
・株式国内 住信-STAM TOPIXインデックス
・オープン 海外 住信-STAM グローバル株式インデックス
・オープン・債券国内 住信-STAM 国内債券インデックス
・オープン 海外 住信-STAM グローバル債券インデックス
・不動産国内 住信-STAM J-REITインデックス
・オープン 海外 住信-STAM グローバルREITインデックス
・オープン 購入手数料は無料(ノーロード)
です。
こういった国内外の投資信託を対象としておけば、いざというときのリスク回避率がぐんと高くなります。
もちろん国際市場の動きには、ある程度目を光らせる必要はありますが、「住信-STAMグローバル債券インデックス・オープン」を単体で購入するよりも利便性がよく、収益も安定するのではないでしょうか。
インデックスファンドTSP
インデックスファンドTSPとは、「日興・バーラ日本株モデル」に精通した運用担当者が最新のデータで資産の配分(ポートフォリオ)の見直しを行い、効率的に東証株価指数との連動性をはかって、投資効果を目標に運用しているファンドの事です。
インデックスファンドとはTOPIXや日経平均と言った、日本の代表的な市場インデックスに、連動するように作られた投資信託ファンドです。
「連動する」とは同じような動きをするという意味です。
インデックスファンドは手数料が安いので、株式投資では有効な手段のひとつだと言われ静かな人気を呼んでいます。
長引く先の見えない低金利や資産運用への関心の高まりから、投資信託に興味を持つ人が増えています。
投資信託は、投資家から集めた資金を1つにまとめたファンドが組成され、運用のプロが債券や株式などで運用し、運用成果に応じて収益を分配するという金融商品です。
モチロン運用がうまくいけば、預貯金以上の収益を得ることができますが、一方で運用がうまくいかなければ元本割れすることもあります。
そのため、運用する際には自己責任が求められるのは言うまでもありません。
その他に預貯金と投資信託の違う点は、収益は運営経費を差し引いて公平に投資家に還元される事、購入時や解約時に手数料がかかる事(ノーロードと言って購入時の手数料無料の場合もあります)預金保険制度の対象外である事が挙げられます。
その中でもインデックスファンドTSPは東証株価指数(TOPIX)に連動する投資成果を求めるファンドです。
日本の長期的成長に沿った株式市場の動きを捉えることを目標に、東証株価指数(TOPIX)を選んでいます。
このファンドを組成しているのは日興で、モダン・ポートフォリオ理論に基づく「日興・バーラ日本株モデル」を活用して東証株価指数の特性を分析し、1700銘柄程度に投資しているそうです。
投資信託は、実に多種多様な商品が販売されています。
何を選んでいいのか判断に迷うことはしばしばです。
では、東証株価指数(TOPIX)と連動させるインデックスファンドTSPの優位性は、どこにあるのでしょうか。
株式投資信託は、もう少し細かくするとインデックスファンドとアクティブファンドに分類されます。
市場平均と連動させるインデックスより高い収益率を得る事を目標とするアクティブファンドが、実は、その運用成績では市場インデックスを下回っている事、また、一般的に手数料が高い一方、インデックスファンドのほうが手数料が安いということです。
結局、手数料まで含めるとインデックスファンドのほうが優位であると言えます。
株式インデックスファンド225
株式インデックスファンド225とは、みずほ投信投資顧問株式会社(旧第一勧業アセットマネジメント株式会社)が運用している、国内株式型の投資信託です。
正式名称は、MHAM 株式インデックスファンド225となります。
特長として、ファンドマネージャーがベンチマークを上回るべく、積極的に運用していく、いわゆるアクティブ運用ではなく、株式市場全体の値動きを示す指標である、インデックスと収益率を連動した投資成果を目指すパッシブ運用であることが挙げられます。
株式インデックスファンド225が採用しているインデックスは、日経平均株価(日経225)になりますので、日経平均株価を構成している各株式に対して、同じ株数だけ投資(等株数投資)をしていきます。
ただ、完全に日経平均と同じではなく、日経平均銘柄であっても、信用リスクが高いと判断される場合、その株式は除外されます。
インデックスファンドですので、ファンドマネージャーが関与することが少ない分、信託報酬は0.5775%と低く設定されています。
販売手数料は、銀行などの窓口であれば、2.1%かかってしまいますが、SBIイー・トレード証券、イーバンク銀行や楽天証券といったネットトレードで購入するのであれば、手数料は0%です。
MHAM 株式インデックスファンド225は、ファミリーファンド方式という形態でもあります。
ファミリーファンド方式とは、投資信託を運営するにあたって、複数のベビーファンド(投資家が購入するもの)に集まった資金をひとつの大きなマザーファンドに投資する方式です。
あるベビーファンドの規模が小さくても、規模の大きいマザーファンドを通すことで、資金をより有効に活用することができることがメリットとして挙げられます。
株式インデックスファンド225のマザーファンドは、DKA 株式インデックス225マザーファンドです。