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不動産投資 ファンド

不動産投資ファンドとは、株式投資ファンドなどと同様に、投資家から資金を集めて割安で価値の上がりそうな不動産物件を購入し、賃貸収入や売却利益を投資家に分配する仕組みのことをいいます。
不動産に直接投資するよりも遥かに少ない金額から投資できますし、不動産投資に比べるとリスクが少ないため、新しい投資法として注目を集めているようです。
不動産投資ファンドは、都市開発の促進に一役買うこともありますし、比較的、配当利回りが高いというメリットも魅力でしょう。
インフレにも強く、不動産物件に直接投資する時のような煩雑さがない(不動産物件の管理や売買など)のも重要なポイントです。
メリットの多い不動産投資ファンドへの投資ですが、当然、デメリットもあります。
まずは、投資した不動産ファンド会社の倒産というリスク。
これは、なかなか素人には判断できないと思います。
不動産投資ファンドを格付けする会社もありますが、あまりあてにはならないみたいです。
投資した不動産ファンド会社が倒産してしまった場合、配当どころか、投資したお金も返ってこないという大惨事になってしまいます。
もう一つの大きなリスクが、地震や火災などで不動産ファンド会社が購入した不動産物件が被害を受け、価値がなくなったり、減ってしまうこと。
この場合も、配当額が大幅に減ってしまうでしょう。
高配当だし、低金利でお金を貯金していても運用できないからと、軽い気持ちで不動産投資ファンドにお金をつぎ込む前に、三国 仁司さん著の「不動産投資ファンド―問題点とその対応」などの本を読んで、そのリスクを充分に認識してから投資してください。

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国際分散投資のメリット

投資で今後何が上昇し、何が下落するかを的確に予測することは、困難と言わざるを得ません。
したがって、より安定した資産運用を行うために複数に分散投資することでリスクをある程度解決できます。
その一つの方法として国際分散投資が有効な手段となります。
国際分散投資を行うことで、日本国内にはない投資チャンスを得られるという点以外に、複数の国に投資する分散効果により比較的安定したリターンを得るというメリットが期待できます。
また、「分散投資」とは平均点を少し上回るための手段とも言えます。
日本株だけを様々な銘柄を多く買っても、それは集中投資で分散になりません。
国際分散投資は1つの国の株式や債券などに集中せずに、様々な国の様々な金融商品に分散して投資することで、特定の国の経済情勢や市況の悪化で、投資対象の価格が暴落しても他が下落しなかったり、上昇することもあるので全体としては大きな損失を被るのを避けることが出来ます。
これが国際分散投資のメリットと言われるものです。
これまでの日本株式、米国株式、欧州株式に加え最近ではブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国からなる「BRICs」や、ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチンの5カ国からなる「VISTA」などの新興国株式への投資が人気を呼んでいます。
これらの国々を含む多くの新興国は今後高い成長が期待されているという点において、相対的に魅力的な投資対象といえます。
しかし、どの国・地域の株式に投資すのか、どういった配分割合にするのかなどの難題を一般の個人投資家が自分で解決するのは難しそうです。
それに国際分散投資をするには、ある程度まとまったお金が必要になりまます。
そこで、資産運用のプロである投信会社が投資対象国・地域の選択からその配分割合までを決定した上で提供する比較的に安全な運用方法である投資信託を利用することが、個人投資家の方々が賢く国際分散投資を行うための有力な手段となる事は各種の統計が裏付けています。
しかし、いくら専門家が分散投資によって運用しても、必ずしも運用が常に成功するとは限りません。
やはり自分で経済情勢等を予測しながら、たくさんの投資信託の中から適切なものを選択する眼がどうしても必要になります。
そして理想的な国際分散投資とは日本・欧米・中国などの発展途上国の株式・債券などへ分散して中長期投資することです。
資産運用は、短期間で集中投資すると価格変動が大きく損をする可能性も高いですが、長期間分散して投資すれば、リスクが限定され小さくなり、かつリターンが安定することが過去の実績で分かってきました。
 

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積立投信

積立型投資信託とは証券会社、銀行が取り扱っている毎月1万円以上、1万円単位からの積立式追加型オープン投信です。
少額ずつ時間をかけて投資することによって危険度が少なくなるので、長期的な資産づくりの方法の一つと注目されている商品です。
預金口座からの自動振替により、投資信託を毎月購入することができる積立型投資サービスです。
なかには1万円以上、1000円単位の積立投信もあります。
UFJ銀行などでは従来の総合口座の拡張版となっています。
長期的な観点から資産形成を考えている方には比較的堅実な投資ではないかと思われます。
対象ファンドは、日本の株式・国内外の株式・海外の債券などいろいろな投資対象のものを揃えている証券会社がほとんどだと思います。
投資信託は価格変動のある金融商品ですが、積立投信は定期的に一定の金額を購入することで、投資信託のように一括で購入する場合と比較して、購入単価を安定化させることが可能です。
積立投信は、さまざまな資産に分散投資をするという視点で考えた場合、たとえ1万円でもまずは積立を始めることが大切であることは、否めませんが、欲を言えば最低でも毎月3万円程度のお金を投信積立に充当できるのが当初の理想だという考えもあるようです。
それぞれの工夫によって毎月、より多くの金額を積み立てることが可能になってくると考えます。
実現可能な例としては、ボーナスが出たときなどを含め、ある程度のまとまった金額が入ったときに、それを通常の預金口座とは別に貯めておき、そこから月々の積立額を引き落とすという方法がお勧めです。
例えば12万円入金しておけば、毎月の1万円と合わせて計2万円を積み立てることができることになります。
それを少しづつ伸ばしていって中間目標として月3万円を積立投信に回すといった考え方もあるのではないでしょうか。
注意していただきたいのは、ボーナスが支給されたり、他にまとまったお金が入ったからといって、それをそのまま投資信託の購入などにあててしまってはリスクヘッジの面から見ても感心できることではありません。
高値づかみすることは絶対に避けなければいけません、投資信託は数回に分散して購入することが大切なポイントです。
 

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