このサイトでは、投資全般に関する基礎知識を紹介しております。
不動産投資会社
不動産投資会社には、いくつかの種類があります。
一つ目は、投資家から資金を集めて不動産物件を購入して資金運用をする「不動産投資ファンド」。
二つ目は、不動産投資に関する助言を行う「不動産投資顧問」。
三つ目は、優良投資物件情報や不動産投資に関する情報を提供する不動産投資情報会社。
一言で不動産投資会社といっても、大きく分けて三種類はあるのです。
不動産投資会社を利用する際には、自分の目的に合った会社を選ぶ必要があるでしょう。
不動産投資会社によっては、不動産投資の初心者に無料個別相談を行ったり、購入する物件を探してくれたり、投資に必要な資金を調達するためのローンの相談にのってくれることもあります。
営業マンの饒舌なセールストークをきいていると、ついその気になってしまうかもしれませんが、くれぐれも冷静に、参考程度に話をきくようにしてください。
不動産投資のメリットばかり強調して、強引な売込みをする、口を挟む隙もないくらい一方的にまくしたてるようなスタッフがいるところとは取引をしない方がいいでしょう。
会社である以上、利益を上げたいのは当然のことですが、そのために客の利益をないがしろにするような不動産投資会社に関わると、いいカモにされてしまいます。
不動産投資会社を選ぶ時には、まず、その会社のウェブサイトをみて、物件情報が頻繁に更新されていることを確認し、そのウェブサイトを不動産投資に興味がある人がみてメリットがある作りになっているかを検討します。
例えば、不動産投資に関する情報がたくさん掲載されているとか、スタッフのコラムがあるなどです。
電話応対やメールの返信の仕方、話した時の印象などでも、どんな会社なのかわかることがありますから、注意深く観察しましょう。
不動産投資ブーム
2000年の11月頃に出版されたロバート・キヨサキさんの著書「金持ち父さん貧乏父さん」が、日本にかつてない不動産投資ブームを巻き起こしました。
この本は、1997年に執筆されて以来、51カ国語に翻訳され、日本では300万部以上、全世界では2800万部以上のベストセラーになり、多くの人に影響を与えたといわれています。
「金持ち父さん貧乏父さん」が登場するまで、ほとんどの平均的日本人は、コツコツ働いて、一軒家かマンションを買いたいという考え方をしていたと思います。
不動産物件に投資するなんて、一部のお金が有り余っているお金持ちに限られたことで、中産階級の自分達には縁のないことだと思っていたはずです。
ところが、「金持ち父さん貧乏父さん」は、そんな生き方は貧乏父さんの生き方で、不動産投資は一部のお金持ちだけがする投資法ではないということを知らしめました。
もちろん、この本を読んだ人の大半は、「ふーん、そうなんだ。
」で終わってしまいましたが、「自分も金持ち父さんになりたい!」と行動に移した人も多かったのです。
2007年12月以前は、自己資金がほとんどなくても高額な物件への不動産投資を行えたため、サラリーマン大家さんから不動産投資収入だけで生活できるまでに収益をあげ、それまで就いていた仕事をリタイヤした人もいました。
その反面、安易に不動産投資を行い、破産に陥った人も少なくありません。
現在は、サブプライムローン問題などの影響で、不動産投資物件を購入するための融資の審査基準が厳しくなったので、加熱していた不動産投資ブームも沈静化をみせているようです。
不動産投資サラリーマン
不動産投資に挑戦しているサラリーマンのブログを読むと、不動産投資も楽ではないことがわかります。
不労所得とはいいながら、なかなか本当に不労所得にするのは難しいようで・・・。
ただ、前向きにがんばっている姿が伝わってくるので、不動産投資に興味がある方にはオススメです。
そんなサラリーマン大家さん達のブログをいくつか紹介します。
まずは、南の島のような青い海が爽やかな「サラリーマン大家そーめい 実践!不動産投資で幸せになる方法~サラリーマン大家の日記~」です。
このブログを読んで、もっと不動産投資について知りたくなったら、そーめいさんの無料レポートやメルマガを読んでみるのもいいかもしれません。
サラリーマン大家さんではなく、サラリーマンの妻が大家さんのブログ「サラリーマンの妻だから不動産投資できる」は、女性らしいかわいらしいデザインで、内容も充実しているため、コメントがたくさんついています。
サラリーマンをしながら、自分でリフォームにトライしている大家さんのブログ「ダメ駄目サラリーマンが不動産投資をしてみた」も興味深いです。
この方はサラリーマン大家さんになったきっかけもちょっと変わっています。
朝日新聞にも掲載されたことのあるサラリーマン大家さんのブログ「水戸市のサラリーマン大家さん」を読むと、すでに成功しているサラリーマン大家さんの日常がわかるでしょう。
読んでいると、ちょっとうらやましくなってしまいます。