投資の基礎知識

日経225ノーロードとは

日経225ノーロードオープンとは、日経平均株価（日経225）をベンチマーク（投資信託の運用結果を評価するための指標）とする投資信託です。
日経225ノーロードオープンは、日経平均株価に採用された225銘柄の中から200銘柄以上に等株数投資を行う投資信託になります。
外貨建資産への投資は行われず、日経平均株価と連動する投資成果を目指して運用されているのです。
日経225ノーロードオープンは、その名の通り、ノーロードなので、買う時にも売る時にも販売手数料がかかりません。
信託報酬は、信託財産の純資産総額に対して、年率0.84%（税抜0.80%）とやや高めになっています。
日経225ノーロードオープンは、ネット証券やネットバンクで取り扱っていて、一万円以上1円単位で申し込めるので、気軽に始められます。
いつでも購入でき、好きな時に解約（換金）できるのも魅力です（解約と買取では税務上の手続きが違うので注意）。
決算は毎年8月10日（休業日の場合は、翌営業日になる）の年一回で、信託期間は原則として無期限になります。
日経225ノーロードオープンは、インデックス型の投資信託なので、大きく収益をあげることは期待できないでしょう。
ですが、日経平均株価との連動を目指していますから、テレビや新聞などで大体の値動きを知ることができます。
銀行に貯金していても金利が安い昨今では、投資信託などで運用して少しでも増やしたいという気持ちになってしまいます。
でも、当たり前ですが、投資元本の保証はないですし、信託報酬以上に利益がでないと儲かりません。

日経225mini 初心者

日経225miniの初心者は何を学ぶといいのでしょうか。
まず、日経225miniや日経225先物取引について書かれた書籍を何冊か読み、大体の概要をつかむといいと思います。
日経225miniの初心者には、聞きなれない用語も多いですし、取引の流れや考え方も学んでおくべきです。
日経225miniは数万円から始められるので手軽ですが、レバレッジがきくため、安易に考えていると大変なことになってしまいます。
実際に日経225miniの取引を始める前に、してみるのも一つの方法です。
デモトレードで取引の感覚を多少なりともつかんでから、現実のお金を使えば、「わけがわからないうちに損してしまった！」なんてことにはならないでしょう。
インターネットが常時使える環境なら、どの証券会社の使い勝手がいいか比較サイトなどで口コミを調べてみるのもオススメです。
日経225mini初心者のための解説サイトもたくさんあるので、よく勉強してから実際の取引を行ってください。
日経225mini初心者のための解説サイトを読んでも、まるでちんぷんかんぷんなのに、日経225miniを始めてしまうのは自殺行為です。
日経225miniはハイリスクなので、相場が自分の予想とは逆になってしまった場合、大きく損失が出てしまう可能性があります。
日経225miniは、株式投資初心者や先物取引初心者でも始めやすいとはいわれていますが、ローリスクというわけではないのです。

日経225miniとは

日経225miniとは、日経225先物取引のミニ版です。
日経225miniは、取引単位が日経225先物取引の10分の1なので、数万円の証拠金からでも始めることができます。
日経225先物取引は、呼び値が10円刻みで変動しますが、日経225miniは5円刻みで変動するという違いがあります。
他にも、日経225先物取引では五つある限月（3月、6月、9月、12月、翌年の3月など取引時期によって異なる）が、近い二つしかない（4月なら6月と9月になる）など、微妙な違いがあるので注意が必要です。
日経225miniの魅力としては、売りから始められ、一日に何度でも売り買いできる（証拠金が足りている場合のみ）ことがあげられます。
日経225先物取引を売り、日経225miniを買いにするなど、逆に投資しておくことで、リスクヘッジとして使うこともできるでしょう。
日経225miniの方が日経225先物取引より取引規模が小さいとはいっても、日経平均株価の100倍の取引をすることができるので、その分、損失も大きくなります。
日経225miniも日経225先物取引と同様に、ハイリスクハイリターンな投資法なのです。
日経225miniを始めるためには、証券会社に先物・オプション取引口座を開設する必要があります。
証券会社によって手数料などの条件が異なるので、比較検討してから開設するといいでしょう。
手数料だけでなく、注文方法などの使い勝手のよさもよく調べておいた方がいいです。