投資の基礎知識

タイ株銘柄 実例

タイ株式上場企業の銘柄は約５００（日本は１７００程）。

○テクノロジー
○食品・飲料
○金融
○工業
○資源
○不動産・建設
などに分類されます。

中でも、特に多い銘柄は不動産とサービスです。
配当利回りの平均を日本と比べると、東証一部１，１６に比べて、タイSET市場は４，１７と魅力的。

実際に、いくつかのタイ株銘柄をあげてみます。

１　BGH　バンコク・ドゥシット・メディカル・サービス
名前からも想像できる通り、これは病院。
日本では病院の株を買うことはできませんが、タイでは私立病院の株を買うことができるのです。
ここは国内１３館を有する私立病院。
海外へも事業展開しています。
配当は３，６％。

２　TTA　トーレセン・タイ・エージェンシー
ここは海運会社です。
魅力は、なんといっても配当の高さ。
なんと・・・１３％！！タイ株市場の平均と比べても、約３倍。
東証一部平均の１，１６倍からは考えられない数字ですよね。
しかも、長期的な成長も期待できるところ。

３　TUF　タイユニオンフーズプロダクト
世界有数のツナ会社。
その他加工品も扱っていて、半分以上がアメリカへの輸出。
その他、アフリカなどにも販売を開拓中。
世界的な食糧難に向かっている中、この食品・飲料系の会社は注目です。
しかも１０％近い配当金・・・。
（９，７％）魅力的ですね。

３つのタイ株銘柄の実例を挙げてみました。
どこも配当が高いですが、日本に比べるとタイの経済基盤は脆弱なので、利回りだけでなく多くの情報を集めてからの判断が必要になりそうです。

タイ株 証券会社 有名

最大手のKIMENG証券、PHATRA証券などタイ国内には40社程度の証券会社があります。
日本人に最も人気があるのは、SEMIKO証券。
嬉しい日本人向けサポートがあります。
例えば、月・水・金には、日本人のサポートスタッフがいます。
口座開設フォームも日本語対応。
しかも、タイ国内にあるため、取引に多少時間はかかるものの、手数料が0.15％と、他の証券会社の半分以下なのです。
英語ができる方には嬉しいメリットが続きます。
SEMIKO証券に登録すると、毎日優良企業のレポートが送られてくるのです。
情報集めがポイントと言われるタイ株ですので、これは大きなメリットです。
HPも英語対応ですので、そちらからも情報を得ることができます。
ちなみに、約40社の証券会社のうち、SET市場に上場しているのは約20社。
SEMIKO証券はその20社に含まれます。
日本の証券会社でタイ株が取引できるのは、アイザワ証券です。
円入金での取引が可能です。
英語になじみがない方は、やはり日本の証券会社が安心ですよね。
ただ、手数料は現地手数料0.5% (最低1,000バーツ)+付加価値税他0.0175%+国内手数料2100円+為替手数料と高めになっています。
日本の証券会社でなくとも、日本語の窓口を作ったりと、ある程度日本語に対応しているのはユナイテッド証券やユナイテッドワールド証券。
ユナイテッド証券では、基本的な情報が日本人対応になっています。

タイ株 口座開設流れ 実例

タイ株に投資したいと思ったら、まずは口座開設です。
手数料も安く、日本人に一番人気のSEAMICO証券の口座開設の流れをみていきましょう。

１、口座開設申込書とパスポートのコピーを準備して申し込みする
口座開設申込書は、HPでダウンロードすることが可能
英語で書かれているので、苦手な方は注意が必要

２、入金
証券会社の指定口座へ振り込むよりも、自分の口座開設が確認できてからの入金にする方が確実
日本の銀行から電信送金することが可能（入金から３日〜１週間で確認可能）

３、取引開始
HPにアクセスし、ログイン。
Trading Account→Order Entryで売買の注文ができる
不明点は、電話やeメールでの問い合わせができます。
曜日によって日本人のスタッフもいます

日本でのタイ株の口座開設を望むなら、アイザワ証券とユナイテッドワールド証券が取り扱っています。
ここでは、アイザワ証券の口座開設の流れをみてみましょう。


１、「アイザワ証券総合取引申込書」の請求と「本人確認書類」の準備

２、現金取引口座の開設
必要事項を書き込み、申し込みをする
国内株式とアジア株式の現金取引が行えるようになり、ここにタイ株も含まれている

３、取引開始
口座開設案内書が手元に届いたら、口座開設完了。

取引開始

SEAMIKOの方が手数料などが安くなっていますが、言葉の問題や様々な手間なども考えながら検討したいですね。