このサイトでは、投資全般に関する基礎知識を紹介しております。
ミニ株とは
最近人気上昇中のミニ株とは、単元株数の10分の1の単位で買うことができる株のことです。
通常の株の場合、売買可能な最低限の株数が定められて いるため、金額も高額になりがちです。
しかし、その単元株数の10分の1の単位で購入できるということは、通常の株に比べて少額での購入が可能になるということ。
そのため、株にチャレンジしやすくなっており初心者にも人気があるのです。
ただ、ミニ株はメリットだけではないので、デメリットもきちんと知ってから検討した方がよいでしょう。
ミニ株の特徴として、次のようなことがあげられます。
・通常の株の10分の1の値段で購入できる
・普通の株では手が出ない高額な人気銘柄でも購入しやすい
・分散した投資ができるので、リスクを減らすことができる
・取り扱っている証券会社が限られている
・購入できる銘柄が限られている
・ほとんどの場合株主優待は受けられない(株数や証券会社によっては受けられる場合もある)
・普通株に比べると手数料が割高になることが多い
などなど。
また、指定した金額での売買ができず、株式市場が開いている時に注文をだしても、翌営業日の朝の市場が開いた時点での株価で売買することになっているということを忘れてはいけません。
制限はあるものの、腕試し感覚でチャレンジできるミニ株が魅力的であることも確か。
メリットとデメリットを両方知った上で検討したいですね。
システムトレード 株
システムトレードで株式投資をすれば、初心者でも簡単に儲かるんじゃないかと思う人もいるかもしれません。
でも、もし本当にそうなら、株式投資で失敗する人なんかいないはずです。
システムトレードとは、そんなに簡単なものではありません。
システムトレードであっても、いや、システムトレードだからこそ、資金管理とリスクの分散は重要になってきます。
また、株式市場の局面がわからないような素人は、今、自分が使っているシステムが株式市場の局面に合っているのかどうかもわからないでしょう。
システムトレードは万能ではないので、株式市場の局面に合わせて、改良したり、他のシステムを使ったりする必要があります。
その判断ができないような初心者がシステムトレードをするのは無理です。
システムトレードは機械的に売り買いをする投資方法ですが、この機械的に売り買いするというのも、初心者が思うほど簡単ではありません。
損失が出ていてもシステム通りに売り買いするというのは、かなり難しいことです。
特に、そのシステムを使い始めたばかりなのに損失が出続けると、本当にこのシステムは有効なのかと疑ってしまいたくなるでしょう。
システムトレードは、トータルで利益を出すことを目指す投資法ですから、有効なシステムであっても、一時的に損失が出ることもあります。
損失が出たところでやめてしまっては、システムトレードになりませんし、かといって、間違ったシステムを使い続けていては損失が大きくなるばかりです。
その辺の判断も初心者には難しいと思います。
日経225miniとFXの違いは、日経225miniは日経平均株価が投資対象で、FXは外国為替が投資対象になっていることです。
日経225miniの必要証拠金は固定であるのに対し(改訂されることはある)、FXの必要証拠金は為替レートによって変動するというのも違いの一つでしょう。
他にも、日経225miniには取引期限があり、FXには取引期限がないという違いもあります。
日経225miniは取引手数料がかかりますが、FXは取引手数料が無料というところが多いのも違う点です。
このように細かな違いもたくさんありますが、日経225miniとFXの最も気をつけなくてはいけない大きな違いは、相場の変動率(ボラティリティ)だといえます。
FXよりも日経平均の方が遥かに相場の変動率が高いので、同じ感覚で投資してしまうと、思わぬ大損失を被りかねません。
外国為替相場は円とドルの場合で、日経平均の1/2程度の相場変動率だといわれています。
ですから、FX投資と同じ感覚で日経225miniに資金投資してしまうと、かなりのハイリスクを背負うことになるでしょう。
FX投資でどれだけ稼いでいたとしても、日経225mini投資の経験がないのなら、初めは少なめの投資で様子をみていき、徐々に増やしていく方がいいと思います。
とはいうものの、日経225miniとFXのどちらも、投資対象が安い時に買って、高い時に売るという考え方は同じです。
他にも類似点は多いので、どちらかの投資に慣れていれば、コツをつかむのも早いかもしれません。