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国際分散投資のメリット
投資で今後何が上昇し、何が下落するかを的確に予測することは、困難と言わざるを得ません。
したがって、より安定した資産運用を行うために複数に分散投資することでリスクをある程度解決できます。
その一つの方法として国際分散投資が有効な手段となります。
国際分散投資を行うことで、日本国内にはない投資チャンスを得られるという点以外に、複数の国に投資する分散効果により比較的安定したリターンを得るというメリットが期待できます。
また、「分散投資」とは平均点を少し上回るための手段とも言えます。
日本株だけを様々な銘柄を多く買っても、それは集中投資で分散になりません。
国際分散投資は1つの国の株式や債券などに集中せずに、様々な国の様々な金融商品に分散して投資することで、特定の国の経済情勢や市況の悪化で、投資対象の価格が暴落しても他が下落しなかったり、上昇することもあるので全体としては大きな損失を被るのを避けることが出来ます。
これが国際分散投資のメリットと言われるものです。
これまでの日本株式、米国株式、欧州株式に加え最近ではブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国からなる「BRICs」や、ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチンの5カ国からなる「VISTA」などの新興国株式への投資が人気を呼んでいます。
これらの国々を含む多くの新興国は今後高い成長が期待されているという点において、相対的に魅力的な投資対象といえます。
しかし、どの国・地域の株式に投資すのか、どういった配分割合にするのかなどの難題を一般の個人投資家が自分で解決するのは難しそうです。
それに国際分散投資をするには、ある程度まとまったお金が必要になりまます。
そこで、資産運用のプロである投信会社が投資対象国・地域の選択からその配分割合までを決定した上で提供する比較的に安全な運用方法である投資信託を利用することが、個人投資家の方々が賢く国際分散投資を行うための有力な手段となる事は各種の統計が裏付けています。
しかし、いくら専門家が分散投資によって運用しても、必ずしも運用が常に成功するとは限りません。
やはり自分で経済情勢等を予測しながら、たくさんの投資信託の中から適切なものを選択する眼がどうしても必要になります。
そして理想的な国際分散投資とは日本・欧米・中国などの発展途上国の株式・債券などへ分散して中長期投資することです。
資産運用は、短期間で集中投資すると価格変動が大きく損をする可能性も高いですが、長期間分散して投資すれば、リスクが限定され小さくなり、かつリターンが安定することが過去の実績で分かってきました。
システムトレード ソフト
システムトレードができる株式投資用のソフトをいくつか紹介します。
まずは、圧倒的な人気を誇るシステムトレードソフト「パイロン」です。
株式会社トレーディングテックが開発したパイロンは、オンラインのみの販売で、126,000円(税込)の商品価格の他に、毎日の株価データを更新するためのランニングコスト(月1,000円)がかかります。
二週間の試用期間があり、製品版と全く同じ機能を試せるので、実際に使ってみてから購入を検討するといいでしょう。
資金管理機能はありませんが、マウス操作だけで売買ルールの検証ができるソフトです。
株式会社トレーディングテックは、システムトレードソフトのパイオニアですし、サポートのよさにも定評があります。
世界最高水準といわれている自動売買ソフトが、West Village Investment株式会社の「TradeStation2000i(トレードステーション)」です。
日本語版も出ていますが、英語に堪能でないと使いこなせないかもしれません。
高機能ソフトだけに、プログラム知識がなければ宝の持ち腐れになってしまうでしょう。
初心者でも扱いやすく、資金管理機能がついているシステムトレードソフトが有限会社ツクヨミの「本格的システムトレード開発ソフト イザナミ」です。
全くプログラムの知識が必要ない上に、自分で制作した情報を簡単にブログで公開できるファイル出力機能があります。
全ての機能を使えるわけではありませんが、10日間のトライアル版があるので、使い勝手を確認してみてください。
システムトレードをエクセルで行う
システムトレードはエクセルで行うこともできます。
システムトレードをエクセルで行うための書籍なども売られていますが、初心者ができるレベルではない内容のものも多いので、購入の前に口コミなどを調べるとよいでしょう。
システムトレードをエクセルで行うためのノウハウをわかりやすく解説しているサイトもありますから、参考にするとよいかもしれません。
システムトレードをエクセルで行うためのツールなどを使わず、自分で全てプログラムを組むのなら、マクロ言語をマスターする必要があるでしょう。
かなりのパソコン上級者でなければ、途中で挫折してしまうと思います。
プログラム経験がないなら、無料でダウンロードできるエクセルマクロなどを使うか、システムトレードのソフトを購入することをオススメします。
システムトレーダーの中には、エクセルと統計学を使いこなせれば、圧倒的に優位になると思っている人もいますから、勉強してみるのも一つの選択です。
システムを作ることに時間と労力をかけるよりも、多少の初期投資をしても使いやすいソフトを買う方が効率がいいと考えているシステムトレーダーも多いみたいですし、それぞれのスキルや性格、好みにもよると思いますから、自分に合ったシステムトレードのやり方を探すといいでしょう。
実際にエクセルでシステムトレードを行っている人やプログラム作りに挑戦している人のブログを読んでみるのも、自分に合っているかどうかの判断材料になるかもしれません。